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ブログ・コラム
境界杭のおはなし
2020.07.21
# スタッフの日常ブログ
皆様、こんにちは!
ありがとう工房の歌野です!
最近は雨が多く夏っぽくないですねー湿っぽい暑さが続きますね。。。
暑がりで汗っかきの私にはつらい時期です( ;∀;)
今日はちょっと不動産についてお話しようと思います。
不動産は建物(新築と中古)と土地とありますが、今回は土地のお話です。
私は宅地建物取引士の資格を持っているため、以前の会社で不動産部の店長をしていましたが、土地を買う、売るの際にトラブルが起きないようにスタッフがもってくる不動産情報のチェック!チェック!している毎日でした。
私が経験した中で、お客様もわかりやすく、きちんとしないとトラブルになりやすい境界についてお話します。
皆様のご実家の土地やこれから買おうと思っている土地の隅を見てください。
境界杭はありますか?
境界杭にも様々なタイプがあります。
こんな感じです。
無い場合、要注意です。
簡単に言えば、自分の土地がどこからどこまでかわからないという状況です。
これは不安にならないでしょうか?
現場で土地の状況確認をすると、『この石が境界だよ』『この塀の真ん中だよ、または角だよ』『道路との境からがウチの土地だよ』ということをよく聞きます。
果たしてほんとにそうでしょうか?
石が動いている場合もありますし、隣人に聞けば境界は『塀の真ん中』と言う人もいれば『角』と言う人もいて本当はどっち?ということもありますし、最悪『私にはよくわからん』と境界をごまかす人もいらっしゃいます。
また現状道路に見えていても、昔の測量技術は低かったため必ず道路が境とも限らず、確定測量をすると実は道路がもう少し敷地に入ってきて敷地が狭くなってしまうとか、、、
このような色々なトラブルが発生する可能性があります。
今現在は特に困ることがないので、境界杭は無くても気にならない方もいらっしゃいますが、相続や売買のときには必ず必要です。
そのときは土地を受け継ぐ方のためにも、お金はかかりますが確定測量をいれていきましょう。
曖昧なまま事を進めていくと、土地を受け取った側、つまりお子様やお客様が近隣トラブルやお金トラブルに見舞われてしまう可能性が大です。
新しい分譲地は確定測量という業務が行われ、綺麗に境界杭が打ち込まれますので安心ですが、古い住宅地は何等かの原因で杭が無くなっていることがほとんどです。
簡単ではございますが、以上になります。
不動産売買や新築をする上で、もしご不安がございましたら、私、歌野までお願いします。
プロとして不動産に関する問題は解決させていただきますので、ご安心くださいませ。
ありがとう工房 うたの