一級建築士代表取締役 永井剛の「今、僕が想う事」 - ありがとう工房
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2017.06.02

皆様こんにちは。
間もなく300年もの伝統を誇る『白根大凧合戦』が開催されます。6月1日(木)から5日(月)まで毎日13時から開戦となります。私たちも参加しておりますので、ぜひ遊びに来てください。

さて、今回のコラムは「凧」にまつわるお話。
皆さんは、旧白根市の人が凧のことを「イカ」と呼んでいることをご存じでしたでしょうか?
もっと言うと、三条市の人たちも「イカ」と呼びますし、三条で開催される三条凧合戦にいたっては、【さんじょういかがっせん】と読みます。

先日、弊社の凧を作っている時に社員にそんな話をしたら、びっくりしていました。「なんでですかね?」と問われて初めて私も由来を知らないことに気づきました。昔からそういうものだと思っていたので、何の疑問も持ったことがなかったんですね。
気になって調べてみると、凧が中国から日本に伝わったのは平安時代にさかのぼります。当初は和名はなく、中国名で呼ばれていました。室町時代頃から「イカ」「いかのぼり」と呼ばれるようになり、江戸時代になってから関東を中心に「タコ」と呼ばれるようになったそうです。

面白いのが、1655年に幕府から「町中にてのイカノボリを揚げることを禁ず」との禁止令が出て、翌年には「町中にてのタコ揚げを禁ず」と再度禁止令が出ているという事実。イカ揚げを禁止された江戸の町民が「これはタコだからいいだろう」と、ヘリクツみたいな理由で「タコ」と呼ぶようになったとする説もあながち嘘ではなさそうですね。
ちなみに「凧」という漢字もこの頃つくられたそうですよ。


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